真鍮製船燈。 火屋受けを支えるワイヤー部の歪みが判りますね。
ガードワイヤーの交差部。ロウ付けが外れています。 こちらは正常な交差部。
火屋受けとワイヤーの接合部。本来は火屋受け内部に こちらは火屋受け内部の壊れてない部分。
8mm程度入ったところをロウ付けで固定しています。
上の写真のとおりこちらは要修理の真鍮製船燈です。 大きさも重さも銅製のものと変わりなし。
銘板によれば銅製のものとは全く違う会社の製造ですが、形状はソックリです。規格でもあったのでしょうか?
火屋はやはり赤ガラスで銅製のものと比べこちらの方が幾分深みのある赤でしょうか。
下部火屋受けはやはり台座がなく内部まで貫通しています。この火屋受けはごらんの通り
5本のアームで支えられていますが、そのうち3本が火屋受けとのロウ付けがはずれています。
修理は簡単そうですけど雰囲気を壊さないようにしないとね。
逓信省免許の銘板には大正9年1月5日の文字がハッキリ読み取れますね。また製造所の住所、
「東京市」に歴史を感じます。