ビーチグラスは絶滅危惧種です!
ビーチグラスは絶滅危惧種
ビーチグラスは元はといえばその大部分が、捨てられたビンやその他のガラス製品の破片であるとおもわれます。とくに、拾ったビーチグラスの形状からその材料(?)に占めるガラス瓶の割合は大変大きいと推察されます。
しかしながら昨今、飲料水の容器はその殆どがペットボトルに取って代られ、海への新たな材料の供給が大きく減少しているということは容易に想像できます。日本中の海底にあとどれだけの量のガラス片があるかは解りませんが、今後ビーチグラス(天然物)は益々拾い集めるのが難しい希少なものとなるでしょう。
勿論海への「ゴミ」の投棄はそれが何であれ許されないことであることは自明でありますから、新たなガラスの投棄は決してなされるべきではありません。
私たちは現在のプラスチック文明以前の時代の名残りとしてのビーチグラスを拾い、楽しみつつ環境問題に向き合ってゆきたいものです。 なーんてね!
「天然モノ」と「養殖モノ」
ところでビーチグラスに「天然物」「養殖物」があるのをご存知ですか? 最近ガラスの破片を金剛砂などと一緒に機械で混ぜ合わせて人工的に作り出し販売しているサイトもあります。勿論そこでは「養殖物」であることをキチンと宣言し、微妙な風合いも「天然物」とは異なる旨、説明の上販売しているので全く問題ではありませんし、そればかりか上記に述べたような状況もあり、近い将来この「養殖物」がビーチグラスの大部分を占めるようになることすら予想されます。このような事情から「天然物」はますます貴重なものとなるでしょう。だからどーしたといわれても困るのだが、、、。
「放流モノ」の存在
先日沖縄に行ったとき現地のあるヒトから聞いた話。今は亡くなったさるビーチグラス作家が以前、ビーチグラス製作のためガラス破片を海に撒き、その後程よくなったビーチグラスを回収、作品の製作に使っていた、、、とのこと。上記にも書いたように、私有地でもない限り、お勧めの方法ではありませんが、あくまでもビーチグラスの一種としての紹介のためお知らせします。
ビーチグラスを拾うなら、、、
  • 砂と小石の混じったビーチが狙い目。
  • 漁村などの人家近くのビーチが狙い目。
  • 台風など大波のあとが狙い目。
  • 探すときは満潮ライン等に沿って波と平行に歩くべし。
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リアスおすすめのビーチグラスビーチです。ここで紹介するのはすべて三重県南部の尾鷲 〜紀伊長島周辺 の ビーチです。今後も随時追加予定です。
のビーチはシーカヤック等フネでしか行けない場所です。 
  1. 古里海岸西側  引越しする前のリアスの目の前のビーチ。台風のあとは大物も...。
  2. 赤野島南西側ビーチ 気軽に無人島体験が出来る赤野島でもビーチグラスは拾えます!
  3. 行野浦の東側ビーチ  道路から簡単に下りられます。数もそこそこ拾えます。詳細はこちら
  4. 行野浦の東側ビーチの更に東隣のビーチ 数は少なく大きさもイマイチだが時々掘出し物あり。
  5. 桃頭島の西、元行野のビーチ  ここには水場があるので覚えておこう。
  6. 船越海岸地元では穴場的な海水浴場ですが大物は期待できません。詳細はこちら


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