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ご存知のとおりK2のスターン用シーソックは他のモデル用とは違い、シーソック自体にスリッパ状の部品(フローティングフットブレイスと云うそうな)が取り付けられており、これが他のカヤックでのラダーペダルの働きをします。
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ラダーワイヤーはシーソックのサイドにあるフックに接続され、シーソック自体を介してペダルの動きをラダーに伝えます。
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このためそのままでは長すぎるラダーワイヤーとワイヤースリーブを
20cmほどカット。ワイヤーの先を元通りループにしてしっかりとカシメ
ます。
ラダーがニュートラルの状態で長さはこんな感じ。
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次にペダルを常に定位置に保つためのバンジーコードを取付けます。
K2の場合#2リブのサイドにループさせるのですがK1の場合は#1リブに写真の様にDリングを取付けてみました。 |
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シーソックと#1リブのDリングに取付けるバンジーコード。
青いストラップはコーミング側からバンジーコードを引っ張り出すためのもの。荷物の出し入れ時にはコーミングノブに引っ掛けます。
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シーソック側の取付けはこんな感じになります。テンションの調整ができるように結び目を3つ作りました。 |
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バンジーコードの取付けはフネの組立後バウハッチ(点線の位置)から手を突っ込んで簡単にできるようにしました。
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#1リブのDリングにバンジーコードを取付けたらコーミングから青いストラップを引っ張り、シーソックにフックを取付けます。 |
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取付け後の内部の様子。
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スキンを外すとこんな感じ。
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サイドビュー。
荷物の出し入れには少々邪魔ですが積み込んだ荷物にバンジーコードが接触しても作動には問題なし。
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俯瞰してみました。 |
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番外編:
K1に限らずスキンの縮みでセットアップ、苦労されていませんか?
スキンを濡らしたりはたまたお湯をかけたりといろいろやってみましたが面倒なのでキールにもう1個穴を開けちゃいました(矢印)。
とりあえずここまでテンションをかけてからひと休み出来るので、後は仕切り直して頑張るもよし、先にチャインバーから伸ばしていくのもよし。とにかくずいぶんラクになりました。
ただし、穴の位置には充分注意しましょう(正規のテンションでインナーバーとアウターバーが重なる位置になるように)。
詳しくは画像をクリック!→
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